支援者様からの寄贈本4

 311日より、2ヶ月半、あくせす・ぽいんとも、多くの方々らからご支援をいただき、活動してまいりました。本当にありがとうございます。支援者様の方の中には、複数回贈っていただいている方もおられ、その思いに応えなくてはと気が引き締まる思いがしております。
 他の歴史あるNPO法人とは異なり、思いつきの感情にまかせて設立してしまった(笑)ため、うまくいくかどうか心配していましたが、学生さんたちの主体的な参加や、近隣の市民の方のご支援、また当団体に賛同していただいている専門家の方々のサポートがあり、何とか細々ではありますが、安定してできるようになってきたような気がします。改めて、御礼申し上げます。
Umezu2_Chiba
(梅津様ありがとうございます。)

 当団体は、出版関連の企業等がベースになっているわけではありません。それ故、支援物資としての「本」が無尽蔵に入手できるわけではなく、支援者の方々の「学校図書館」に対する思いや、こどもたちの学習について、ことを考えた結果である「本のプレゼント」こそが活動のベースとなっています。今後とも、どうぞあくせす・ぽいんとという「エンジン」を動かしていくため、エネルギーのご支援をよろしくお願い申し上げます。(^。^)
Fukushika_package
 また、本日、福島市の関連団体へ向けて、梱包をさせていただきました。今週中には出せるかなというところです。いうまでもありませんが、この中身も本当にきれいな本ばかりで、現地の人が喜んで受け入れてくれること間違いなし(笑)と確信しております。ご支援いただいた方々に改めて御礼申し上げます。

東日本沿岸の学校マップ作成中

 東日本(岩手・宮城・福島)沿岸にある学校マップを試作しています。マスメディアで報道されてきた学校の場所を特定したり、我々のグループがどの地域に対して支援していけるのかなどを検討したり、いろいろな用途が考えられるため、試作しようと思いつきました。(^^ゞ。
 GoogleMapは本当に有効なシステムで頭が下がるばかりですが、一度に閲覧できるマークが200までなどの制約もあるため、その扱い方は工夫しなくてはいけないことがわかりました。普段の利用だけではわからず、「活用」しようと試みることて初めて分かることもあるのだと再認識です。(^_^;)。
 ただ、現時点では、暫定版。m(__)m。マークのみでデータが未入力が多く、また、別途、ボランティアさんによりよいシステムを検討していただいているので、後日、サクッと変更されるかもしれません。(^_^;)

East_Japan_Map

Amazon.com「ほしい物リスト」

 東日本大震災からの要望を全国に知らしめ、消費者の支援行為を代行する「amazon ほしい物リスト」。その中には、被災した図書館からの要望もありました(2011/05/27現在)。貸し出し中の図書が、津波に流され紛失してしまった、というのが主な理由です。試しに1冊贈ってみました(すいません、わずかで…(^_^;))。
 贈ることは簡単にできます。一度登録すれば、後は数クリックで支援できますし、特に、新刊本を被災地に贈りたいという要望には、魅力的な仕組みだと思います。個人的には、とりあえず、購入する書籍代の1%を月1回贈るという継続的な支援をしようかな…と考えております。。。

amazon

第4回定期ミーティング

 第4回定期ミーティングを行いました。議題は以下の通りです。
 【審議事項】
   1. 各支援団体等との連携のあり方について
   2. 書誌データの入力について
   3. その他(運営資金について)
 【報告事項】
   1. 福島県における連携先について
   2. 各メンバーからの報告
 【懇談事項】
   1. 学校図書館支援とアート活動との関連について

 このうち、懇談事項で「
Can缶」という関西を中心に活動しているアート創作活動グループの紹介がされました。どのように連携していけばよいのかをメンバーと話し合いをし、「試行錯誤の部分が多いかもしれないが、ぜひ、連携して何かを作り出したい。」という共通認識は得ることができました。
 いろいろな「繋がり」「絆」が持続できるよう頑張りたいと思います。(^^ゞ
Can缶Top

Can缶2

支援者からの寄贈本4

千葉から支援いただいた本が届きました。きれいな本ばかりでうれしいかぎりです。宮澤賢治のマンガ版文学作品やヤングアダルト向けのライトノベルとマンガ…。本当にありがとうございました。支援していた抱いた方々の純書を確認させていただくたびに、全国にまだまだ同じような気持ちを持っていただける人々がいらっしゃることに思いを馳せることができます\(^O^)/。
Present-Books_Chiba

 早速、わずかな時間でしたが、本日参加いただいたボランティアの学生さんと一緒に、和気藹々と選書させただきました。(ごめんなさい、写真がピンボケていました…m(__)m。)
activities2011:5:23

市民公益活動パートナーズ(福島)

あくせす・ぽいんとは、ふくしまNPOネットワークセンタ(ふくサポネット)を通して、福島市で活動する市民グループと連携させていただくことになりました。(#^.^#)。
Fukusapo_net

以下、プレスリリースされた市民活動団体に関する情報です。
----------------------
【NPO法人 市民公益活動パートナーズからのお知らせ】
東日本大震災・福島県復興支援活動プロジェクト
“いつもの暮らしに戻る心のケア”支援活動―「本箱プロジェクト」
ボランティア募集について

当法人では、福島県の地震・津波災害と原発事故による被災地および避難する市民に対し、これからの生活再建に向けた支援活動を中心に据え、以下の事業に取り組み始めています。
「相双地域・後方支援プロジェクト~三重被災からの生活再建を支えるために」
「仮設住宅から始める生活再建支援―複数市町村からの避難者が暮らすコミュニティ創造プロジェクト」
これらの活動の中の一つに、「本箱プロジェクト(以下、本箱PJ)」があります。

これまでの避難所におけるプライバシーが確保できない生活環境での疲労やストレスの蓄積を癒すために、これから生活再建に向けた新たな暮らしをはじめる仮設住宅での生活の中で、せめて本を読んで心を癒したり、文化を享受し気持ちの豊かさを取り戻したりすることによって、生活再建への活力を養っていただくことを第一の目的にしています。
さらに、生活再建をお手伝い・支援する側として、きめ細やかな息の長い復興支援活動とするために、本箱PJをきっかけとして仮設住宅に居住する方々とコミュニケーションを深めつつ、被災された皆さまのニーズを把握し、生活再建支援のプログラムづくりに生かしていきたいと考えています。
(以下、略)
----------------------

遠野まごころネット

 東日本大震災で被災した岩手県沿岸部の被災者の方々を支援するべく、遠野市民を中心として結成されたボランティア集団「遠野まごころネット」。5月4日現在参加団体は、以下の通りで、本当に多くの著名な団体・組織が支援しています。(互助精神の強さに感動です(#^.^#))。
----------------------
社会福祉法人遠野市社会福祉協議会、NPO法人遠野山・里・暮らしネットワーク、柏木平レイクリゾート(株)、(社)遠野青年会議所、遠野の風土と観光を考える協議会、NPO法人遠野エコネット、被災地NGO協働センター、静岡県ボランティア協会、日本老人福祉財団、聖隷福祉事業団、NPOねおす、SERV(サーブ)、SAVEIWATE(セーブ岩手)、NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン、遠野農林振興センター、日本赤十字社・日本赤十字社岩手県支部、NPO法人コトノハ、ジャイカ、神戸定住外国人支援センター、共生ユニオンいわて、アレルギー支援ネットワーク、日本財団ロード、公益社団法人日本国際民間協力会(nicco)、ワンファミリー仙台、セカンドハーベスト・ジャパン、ホームレス支援全国ネットワーク、国際協力NGOセンター(JANIC)、apbank、NPOみんつな、東京大学被災地支援ネットワーク、神戸大学学生ボランティア支援室、神奈川災害ボランティアネットワーク

----------------------

tohomagokoronet
 先般、NHKのドキュメンタリー番組でも、この遠野まごころネットが兵站的な機能を持つ組織として紹介されていました。ボランティアのためのマンパワーや支援物資を、ここを起点にして送り込んでいくのです。いろんなところで述べられているとおもいますが、全国の至る所でそののような組織がスピーディーに機動することが復興のためのエンジンになるのですよね…。まだまだ、あくせす・ぽいんとは未熟ですm(__)m。
supporter_connection

支援者様からの寄贈本3

 いつもご支援いただいているCoCOステーション様から、また寄贈いただきました。\(^O^)/。いつもありがとうございます。新しい小学生用の国語事典や「命」を考えるノンフィクション、そして定番の“青い鳥文庫”など多岐にわたっており、感謝感謝です。
 文部科学省でも情報交換用のホームページ(
子どもの学び支援ポータルサイト)が作成されており、「支援の提案」として、支援したい人とその内容のリストが見られますが、図書に関して探してみると、登録点数が少なかったり、贈られる本が図書館の廃棄予定の本だったりします(あくまでも一部です)。一方で、別途、民間のNPO法人等の状況を調べてみると、数万冊収集されており、仕分け作業等でマンパワーが足りない状況が生まれていたりします。どうも、公的なところと民間との間に乖離があり、草の根運動的に「気づいた人」が動くことの方が、被災地の状況にスピーディーに対応できているようです。(^_^;)。
 あくせす・ぽいんとも様々な人に支えられて活動できており、微力ながらも、現場主義で頑張っていこうときめました。p(^^)q。ほんとかな…(^_^;)。
kizouBooks3

311絵本プロジェクトいわての現状

 大震災後、直ちに活動した「3.11絵本プロジェクトいわて」。5月14日現在で、15万冊近くを収集しているが、そのうち配布できたのは、16000冊あまり。被災後2ヶ月余りで、仕分け等、現地でのマンパワーの不足のために、まだまだ本格的な活動はこれからのようです。なお、5月20日を目処に、絵本の受付を終了するということなので、今後は、15万冊程度の絵本をどう活用するかが課題となりそう。
311EhonProject1
 ちなみに「3.11絵本プロジェクトいわて」では、えほんカープロジェクトが進行中。
詳細は、以下の通りです。(#^.^#)
311EhonProject2

学校図書館からリクエストを…。

 学校図書館がどのような資料を必要としているのか、「御用聞き」をするためのページを作成してみました。本来は、かっこよく「Google Person Finder」のようなシステムがサクッとできるといいのですが、時間的にも余裕がなく(・_・、)、本ページでは、Google Docsのテンプレートを利用して作成しました。なお、データ収集も兼ねているため、1回のリクエストで1つの資料しか登録できず、登録者側に手間(負担)を掛けさせることになるけれども、無いよりまし(^_^;)ということで、UPします。
SL_Suport_Form

第3回定期ミーティング

 昨日(2011/05/12)、定期ミーティングを開きました。議題は以下の通りで、特に今後の具体的な運用方法について話し合いをしました。
-------------------------------------------------------------

【審議事項】
1. 今後のボランティア活動について
 Square_icon_Red本の収集・仕分け(分類等)・梱包・インデクシング(内容情報のラベル貼り)
 Square_icon_Yellow_1送付先の開拓・確保(連携可能なNPO等に関する情報収集を含む)
 
Square_icon_Yellow_2送付する本のデータ登録(今後各自で収集できた本のデータ作成:Excel)
2. 定期ミーティングについて
 Square_icon_Blue_1毎月第2・第4週の木曜日昼休み(12:10〜13:00)を基本とすることについて。
 Square_icon_Blue_2ミーティング以外の活動の時間帯について
 (1)月曜日:17:50分〜(於:場所は応相談)
 (2)火曜日〜木曜日の昼休み(12:10〜13:00)(於:場所は応相談)
 (3)火曜日5時間目Office Hour(16:20〜17:50)(於:場所は応相談)
   (※参加可能な時間のみ各自が判断して参加することとする。)
3. その他
 Square_icon_Purple被災地の学校リスト作成(小学校/中学校/特別支援学校)
 Square_icon_Pink新規プロジェクトについて
-------------------------------------------------------------
 また、梱包した書籍をNPO法人地球の楽好様に遅らせていただきました。(#^.^#)
協力してくれたボランティアメンバーの「たけっち」、ありがとう。

konpou2011_5_12

支援者様からの寄贈本2

 伊丹市の松浦信子様、明石市の鈴木加代様より、きれいな本と絵本等が届きました。本当にありがとうございました。贈られてきた段ボールを開梱する際に、「すごーい」と感動できる瞬間は、このようなボランティアをやっているが故の体験です。これまでもそうですが、贈っていただいた方々の「思い」がこもっているからこそ、なおさら貴重な体験をさせてもらっていると感じています…。
matsuura_nobuko_books suzuki_kayo_books
 出版文化の衰退、活字離れの加速…。本を取り巻く環境は厳しいものがあるとされますが、贈られてきた本を眺めていると、全くの間違いではないかさえと思えてきます。。。(#^.^#)
 また、(株)紀伊國屋書店様からも、以下のご支援が…。
kinokuniya_bokks
 小中学生が読むことができる
ホットな本です。『yom yom』や『星守る犬』、『チーム・バチスタの栄光』などが入っていました。(株)紀伊國屋書店で働いている有志の方が集めて下さったそうです。学校図書館への支援に活用させていただきます(拝)。また、お願いします。あ、すいません、虫がよすぎますね…(^_^;)。

寄贈本のデータ登録はじめました。

 現在、被災地の学校図書館に贈ることができそうな図書のデータ登録をボランティアの皆さんにやっていただいています(同時に小学校・中学校・特別支援学校のリストも作成中で、書籍を贈ることができるよう準備をしております)。あくせす・ぽいんとは、小さな小さな組織ですが、ご支援いただいてる方々からの多くの「本」を登録し、できるだけ現地とのマッチングができるよう作業していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 これまでは、緊急避難的に一括して(受け入れ先の分類には従っています(^_^;))、現地のNPO等に送付しておりましたが、今後は、登録されたデータも公開し、保有できている資料群から選んでいただけるような仕組み作りをメンバーとともに考えていきたいと思います。…(被災直後にできた「
Google PersonFinder」は、無事であることを登録できる仕組みと、無事であるかどうかを確かめる仕組みとが同一のインターフェースで利用できるすごーい技術。そこまでできません(笑)が、下手なやり方でも、そこそこできるようになれれば…、なれるか…な?m(__)m)

【登録画面の一部】

Book_Categories
【登録されたデータ(サンプル)】
Data_Sample

文科省:被災地学校運営支援サイト

 文部科学省は、被災地の学校運営等について、質問や参考となる事例等を投稿してもらい、情報共有するための「被災地の学校運営 情報共有掲示板」を運営している。そのメニューの中に「学校図書館の再建・運営」へのリンクがあり、過去の事例などを調べることができる。ただ、登録件数が少なすぎて(5月6日現在)、本格的な活用は今後の課題であるよう…。ちなみに、子どもの心のケアが問題になる昨今、ケアのためのブックリストの作成という実例もあった。
被災地学校運営支援サイト(文部科学省)
被災地学校運営支援Portal

学校図書館の支援Page

駒澤大学による図書寄贈支援

 文部科学省「東大震災 子どもの学び支援ポータルサイト」で、駒澤大学による図書寄贈支援が登録されていました。図書、辞典類(仏教、人文科学、社会科学、言語・文学、国語辞典、英語辞典・洋書)を寄贈していただけるそうです。ただ、辞典類には蔵書印の消印や廃棄印があり、扱いには注意が必要かも…。
http://manabishien.mext.go.jp/proposal/data_list/
駒澤大学図書寄贈支援

特定非営利活動法人ほほえみ

 栃木県の「特定非営利活動法人ほほえみ」を運営する川端さんが簡易図書館プロジェクトを展開中です。被災した中学校にコンテナを利用した簡易図書館を設置するもので、書籍等を集めています。東京からご支援いただく方が、平凡社百科事典を寄贈くださるということで、その「姿」も本格的なものへと向かっています。インターネットの本質は、ネットワークの一部が切断されても、他のルートから目的とする情報源にアクセスできる仕組みですが、東日本大震災に伴うボランティアのあり方や、NPO法人、その他の組織との連携は、まさしくインターネットの本質のように機能しなければならないと思います。(といいつつも、実は、インターネットは、その思想があってできあがった軍事的ネットワークがオリジンでしたね。(^_^;)) 「あくせす・ぽいんと」は、その一つのノードとして機能するよう頑張ります。
簡易図書館設置プロジェクト