JR西日本あんしん社会財団
JR西日本あんしん社会財団は、「事故や災害等によって被害を負った方々等に対する精神的・身体的ケアの増進に関わる活動及び地域社会における安全構築に関わる活動を支援すること等により、「安全で安心できる社会」の実現を図り、もって健全な地域社会の発展に寄与することを目的」とした財団で、以下の事業内容を展開しています(HPより引用)。
(1)悲嘆ケアをはじめとするこころのケアに関わる活動等に対する助成
(2)身体の機能回復をはじめとする身体的ケアに関わる活動等に対する助成
(3)地域社会における安全構築に関わる活動等に対する助成
(4)「安全で安心できる社会」の実現に向けた顕著な活動等を行う団体等に対する助成
(5)前各号に掲げる活動等の普及啓発活動
(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
あくせす・ぽいんとが申請した項目は、別途、特別枠として設定された「東日本大震災又は平成23年台風12号災害に関する被災地・被災者支援活動」に対する助成です。2011.3.11の東日本大震災から2年経過し、「風化」のスピードが速まっていると「言われてしまう」昨今ですが、あくせす・ぽいんとは、持続的に支援を続けていくためにも、貴重な資金として、今回の支援を拝受させていただきたいと思います。関係各位に改めて御礼申し上げます。拝
Reading_Books_in_English
今回は、絵本読み聞かせ担当者1名、アクティビティ(今回は、定番の♪Heads, Shoulders, Knees, and Toes♪で、承知の通り、体の部位が覚えられる歌です)のための学生ボランティアさん3名、その他関係者3名で取り組みました。(^^)v。
プログラムは以下の通り。φ(^∇^ ) メモ。
・アメリカって知ってる?(文化のお話をちょっとだけ…)
・Ketchup on Your Cornflakes? by Nick Shasta
・WOW! Said the Owl by Tim Hopgood
・Knuffle Bunny by Mo Willems
・♪Heads, Shoulders, Knees, and Toes♪
・Five Little Monkeys Jumping on the Bed by Eileen Christelow
・「手話」でFive Little Monkeys Jumping on the Bed
学生ボランティアさんによるアクティビティ(ダンス遊び)もなかなかの好評で、子供たちも一生懸命でした(*´∇`*)。上記以外のイベントの様子は次のリンク先に載せておきます。(*´∇`*)。
まだまだ未完のイベントですが、継続して展開していきたいと考えています。
(今後は英語だけでなく、アジアの言語など、地域住民に対応した内容に展開できれば…と、吹田の図書館員の方々と相談させていただいています。)
。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆ very d(*⌒▽⌒*)b good 。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆
東日本大震災から2年
具体的には、3月10日(日)の毎日新聞の一面と、読売新聞の特集ですが、以下に「要旨」を震災2年後の記録として残しておきたいと思います。長い引用となってしまいますがすいません。m(__)m。
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【毎日新聞2013/03/10(日)朝刊:学習の遅れ深刻】(引用)
東京電力福島第一原発事故で避難した児童・生徒を抱える福島県内の市町村で、子供たちの学業不振や学習意欲低下が課題となっている。毎日新聞が自治体に対してアンケートで仮設住宅などで生活する小中学生の学習上の課題を聞いたところ「勉強の遅れ」「学習意欲に乏しい」など学習不振を挙げ、仮設住宅などの住環境が主な理由としている。長引く避難生活が、日常生活も含めた教育環境に大きな影響を及ぼしていることが浮き彫りになった。
調査は2月中旬〜3月上旬、福島市や二本松市など県内の主な避難先自治体や、多くの避難者を生み出した南相馬市、浪江町などの自治体系25市町村の教育委員会に実施。(略)
解決に必要な方策として、これからの課題に学校・行政として取り組むための「教師の人員増」を望む声が最多で、「仮設・借り上げ住宅ではない安定した住環境の確保」が続いた。「児童・生徒の生活を支えるスクールソーシャルワーカーなど教師以外の人員増」「親の就職相談などの家庭全体へのフォロー」も多かった。
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【読売新聞2013/03/10(日)朝刊:復興はいま(10)】(引用)
東日本大震災と津波で前回した被災3県の学校が建て直された例は、2年を経てもまだない。学校再建が遅れる中、被災時に中学や高校の1年だった子らの多くが、仮設校舎や他校に間借りした教室から巣立つ。
文部科学省は、公立の幼・小中高の高台移転などについて、土地取得費も含め国庫補助100%を決めている。被災3県でも約50校(園)が移転予定だが実現は遠い。(略)
子供の減少も、学校再建に影を落とす。
読売新聞が2月、被災3県沿岸の42市町村に聞いた調査では、震災前より5%以上子供が減った自治体が32あった。特に岩手、宮城の過疎部と、原発事故の影響を受けた福島県の計13自治体で20%以上減っていた。(略)
地域社会が崩壊し、子供も減って学校が消える例もある。宮城県女川町の離島、出島で唯一の小学校、町立女川第四小は今月、閉校する。(略)
将来を担う子供を中心にした迅速な地域作りが、被災地再生のカギを握る。
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上記の記事内容から、どのようなニーズを考え、どう支援し続けるか…。あくせす・ぽいんとに関与しているメンバー全員で考えていけたらと思っています。
被災されました方々に改めてご冥福およびお見舞い申し上げます。拝
(あくせす・ぽいんと代表)