学生ボランティアの皆さんありがとう。

 もう6月が終わり、2013年も半年が過ぎました。「今年度」の成果はまだ明確には出ていませんが、7月中には、1つのイベントと、福島の中学校、宮城の小学校へ寄贈予定があり(準備がほぼ完了o(*^▽^*)o~♪)、少しではありますが、成果ができつつあります。これも単に、学生ボランティアさんの努力の賜物です。年度初頭に「担当チーム」を割り振り、仕事の明確化をすることで運用することを明言しましたが(笑)、結果として、学生ボランティアさんも、自分が何をすべきか意識できるようになり、過去に比べ、本当に効率よく動けています。また、その意識から、「主体的にも」活動してくれて、「こんなアイデアはどうでしょう…。」「登録作業のマニュアルを作成しました。チェックをお願いします…。」とミーティング以外での文脈でも、働きかけていただけています。
 以下の、ポスターは、7月6日(土曜日)の「
三大学連携講座」用に制作しているポスターの一部です…φ(・・。)。どうでしょうか?学生ボランティアさんの主体性が表れていますでしょうか…。o(*^▽^*)o~♪

Poster_Sample

 勉学や、アルバイトや、サークル活動など、学生生活が忙しい中で、理念を持って継続して活動してくれている「関西大学・学生ボランティア」のみなさん、本当にありがとう。今後もどうぞよろしくお願いします。

(^人^) 感謝♪

(文・あくせす・ぽいんと代表)

「差し上げます」ボタン2

 先般、暫定的に公開した所蔵資料リストですが、再度、インターフェースを変更させていただきました。今後、所蔵数の増加に伴い、画像データの処理について若干心配なことと、何よりも多くの画像が並びすぎて、見にくくなるのではと感じたからですσ(^_^;)。それ故、今しばらく、暫定版となってしまいますが、ご容赦いただければと存じます。m(__)m。なお、「過去の所蔵資料」のリンクを活用していただければ、これまでと同様に対応させていただきますので、ご不便をお掛けしますが、何とぞご理解のほど、お願い申し上げます。σ(^_^;) なお、寄贈希望等に関するご質問は、お電話もしくは、「v.accesspoint@gmail.com」のメールにいただければ幸いです。(※兼務活動ですので、担当者が電話に出られないことが多いです。可能であれば、メールでのお問い合せでお願いいたします。)
 さて、その新たなインターフェースですが、以下の通りです。タイトルをクリックすると、詳細画面がそれぞれ表示されます。また、下記の図には表示されておりませんが、表紙画像をクリックすると「Amazon」にリンクが飛ぶようになっております。ヽ(*⌒∇⌒*)ノ。

Holding_List_2

東日本大震災関連ランチ・ミーティング

 平成25年6月18日(火)。関西大学にて「東日本大震災に関する取り組みについての意見交換会(ランチミーティング)」が行われ、あくせす・ぽいんととしても、情報収集すべく参加させていただきました。(^^)
 まずは大槌町長から町の現況についてお話があり、その後、大槌町への支援のあり方等について、自由な議論がなされました。大槌町にはいまだ400人を超える行方不明者がおり、転出届も出さないまま避難生活をしている町民が多数いる中で、どのように持続性を持って支援していくか、そのあり方が大きなテーマとなりました(平成25年4月)。
 新聞等で報道されているように、大槌町もまた、復興のための公営住宅の土地取得の難航や人口の流出、それらに伴う労働人口の減少と急速な高齢化が復興の妨げの原因となっています…。(T^T)。
 大槌町は、「身の丈にあった町作り」を理念として掲げながら、起業支援(ITCの活用と高齢者の活用)と、地域通貨を発行・運用することでの経済活性化(支援ボランティアへの支給→大槌町での消費活動→経済活動の底上げ)に注力したいとおっしゃっていました。その支援を関係各位に求めています…φ(・・。)ゞ 。
 あくせす・ぽいんとは、昨年度、大槌町城山図書室へ寄贈させていただいたのですが、明らかに経済活動とは別の文脈ですので、今回、改めて「学校教育環境の整備」という文脈で支援させていただきたいとお願いしました。平成24年2月13日第4回大槌町議会全員協議会という場でに「大槌町立小中学校再編計画についての説明」がなされたようですので、その動向に合わせながら、これから準備等をしていきたいと思います(児童・生徒が「半数」になっているとのこと、改めて知らされました…(/_<。)ビェェン)。

Ohtsuchi_Report_Top_2013

 なお、大槌町においては、「おおつち災害FM」からの情報発信が、リアルタイムのニーズを知る上で、有効な情報源であることを知りました。みなさま、インターネットでアクセスできますので、1度、聞いてみてましょう。o(*^▽^*)o~♪

新たな「差し上げます」ボタン

 あくせす・ぽいんとは、全国から寄贈いただいた児童書をできるだけ外部から見たれるように所蔵データを公開しています。これまではGoogle DocsやGoogle Driveを活用させていただいて、所蔵しているものと既に寄贈したものとを区別しながら、一覧リストで情報提供してきましたが、この度、登録環境の改善から(微々たるものですが…σ(^_^;))、表紙画像&Amazonへのリンク付きデータが登録できるようになりましたので、寄贈できる図書のみを「画像付き」で公開することとしました。「児童書差し上げます!」ボタンをクリックしていただければ、現状がわかります。

:*.;”.*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.”;.*: ♪
差し上げます!ボタン

 なお、これまでのデータもしばらくは公開します(更新はしませんが)。既に登録済みであるものも多く、新たな画像付きのデータより、多くのデータが記録されているためです(注:将来的には一元化し、「児童書差し上げます!」ボタンで表示される形式へと移行させていただきます)。

 ところで、先般、学校図書館関連で文部科学省のHPを辿ってみました。すると、「新学校図書館図書整備5か年計画」に基づく地方財政措置の考え方」と称して、平成24年から5カ年計画で予算のあり方についての提言を改めて知ることができました。既存の「平成19年からの5カ年計画」の終了に伴い、新たな5カ年計画を策定し、そのための予算を次のように設定します…という国からの宣言です。(※単年度で約 200 億円(増加冊数分約 86 億円+更新冊数分約 114 億円)、5年間で約 1,000 億円の措置))

5_years_Scheme_School_Library

 政策としてはありがたい話なのですが、それでも長い歴史を考えれば、学校図書館の現状が改善してきているとは言い難い気がします。知り合いの小学校長との雑談の中でも、「学校図書館の本は、保護者からの寄贈に大きく依存している…」「全児童数が100人規模の図書室も、1000年規模の図書室も、全く差が無く、総体的に大規模な学校では、本を管理する「場所」もないのが現状…。」というお話を伺うことがありますから、予算措置が講じられた…、といっても、本当に図書館予算として消化されるまでには、かなりの時間がかかるでしょうし、学校数の頭割りで計算すれば、十分な図書を購入する、School Librarianを恒常的に措置するというまでには、ほど遠い感じなのではないでしょうか…(少しでも前に進めていくという姿勢は評価されるべきものではありますが…。)。
 被災とは無関係の学校図書館の現状が不十分であるのであれば、被災した学校図書館はなおさらですよね…。そんな想像をしてみると、なんだかソワソワして心が苦しくなってくるのでした。微力ながら、あくせす・ぽいんとのメンバーは、自らの活動の意義は、まさしくそこににあると信じています…(T^T)。
 以下、参考資料をメモしておきます。拝

参考資料
学校図書館5カ年計画_概念図_1(学校図書館使いやすくなったね。)
学校図書館5カ年計画_概念図_2(財政措置について)
学校図書館5カ年計画_概念図_3(財政措置の考え方)

三大学連携講座「震災における防災と減災」

 関西大学は、大阪市立大学・大阪府立大学と連携し、公開講座を実施しています。あくせす・ぽいんとは参加していませんが、案内が届きましたので以下にお知らせしておきたいと思います。なお、学生ボランティアの○(・x・)○くまさんが、参加してくれるとのことで、講演の内容や会場の雰囲気、また、自分の思いをレポートしていただく予定です。\(^O^)/。お楽しみに…☆d(o⌒∇⌒o)b ★イエーイ★ d(o⌒∇⌒o)b☆


総合テーマ:「震災における防災と減災」
日 時  :平成25年7月6日(土)13:00~16:55(交流会17:00~18:30)
会 場  :関西大学100周年記念会館 ホール1
実施目的 :東日本大震災における被災地の現状を受講者に伝え、震災の風化を防ぐ。
      今後の被災地復興にあたり、被災地が抱える課題を明らかにする。
      関西に住む自分たちが被災地に対して何ができるのかを考える機会を創出する。
      防災・減災の意識啓発を図り、同様の災害が発生した際の行動に活かす。

内 容  :基調講演「南海トラフ巨大地震による大阪府の被害と大学ができる『連携』への貢献」
       関西大学社会安全学部 教授 河田惠昭
     :対談「被災から未来へ ―大槌町のコミュニティと経済の復興」
       NPO法人つどい 事務局長 元持幸子
       関西大学社会学部 教授   与謝野有紀
     :報告①「コミュニティに根ざした防災・減災の仕組み作り」
       大阪市立大学大学院生活科学研究科 講師 生田英輔
     :報告②「災害時における妊産婦のケア」
       大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類 教授 田間泰子
     :報告③「東日本大震災と福島県 ―被災地の今を考える―」
       関西大学政策創造学部 准教授 橋口勝利
     :ポスターセッション
       講座の休憩時間に、被災地支援活動を行っている学生によるポスターセッションを行います。
     :交流会
       講座終了後に、講師、学生、受講者を交えた交流会を実施いたします。

3大学連携講座リーフレット_2013