英語で絵本を楽しもう!March 2016

 だいぶ恒例になってきた「英語で絵本を楽しもう!」企画。2016年3月26日(土)吹田市立千里図書館にて実施しました。
 3月下旬は、年度末ということもあって、第一線で活躍してくれていた関西大学の学生さんも卒業してまう時期なんです。そのため今回のイベントについては、参加人数の確保が喫緊の課題。でも、幸いなことに、卒業後も自身の信念に従って参加してくれる卒業生がいて、何とか乗り切ることができました。さとわちゃん、つっつーさん、くまさん、はかせくん、…本当にありがとう。

Show_20160326Reading_Date

 さて、今回のプログラムですが、『Ten in the bed』『Ketchup on your cornflakes?』『I’m not cute!』の3冊と、♬歌のアクティビティ(あの有名なHeads, Shoulders, Knee, and Toes〜)でした。参加者数は子どもたちだけで18名。小さなイベントであることを考えれば及第点だと思っています…(すいません、あまーい認識で…σ(^_^;))。意外にも、スムーズに進んで(笑)、予定の時間を過ぎるどころか、少し時間が余ってしまったところもあり、急遽、図書館司書の読み聞かせも、ちょこっとだけ行うことになりました(子どもたちにとっては嬉しい誤算だったかも…(笑))。でも、なんとか、無事イベントを終えることができて、ホッとしています。( -.-) =з

Show_20160326_Librarian

 でも、参加してくれている子どもたちの絵本へ向けられる「視線」や語り部の声の抑揚に反応する「表情」は、演者にとっては嬉しいもの。どのようにこの企画が子どもたちに影響を与えているのかは未知数ですが、このイベントをきっかけに図書館をさらに好きになってくれたり、本に手をのばしてみようと思ってくれたりするなら、イベントの意味はあるのだと思っています。さあ、来年度に向け、新しく出発しようっと…(^^)v。

…「はい?」
…「イベントで取り上げた絵本を借りたいって、カウンターに来てましたよ〜。」
…「司書さん、本当ですか? キャァ \(≧∇≦)/\(≧∇≦)/\(≧∇≦)/\(≧∇≦)/ ♪」

ご卒業おめでとうございます!

 卒業おめでとうございます。2016年3月19日(土曜日)は、あくせす・ぽいんとの主たるメンバーが在籍する関西大学の卒業式です。午前中から、沢山の学生さんがキャンパス内を闊歩しています(笑)。沢山の学生さんが、それぞれの道を歩み始める門出の日。みなさんの未来が素敵なものになりますように…。(^人^)。

 KU_graduate

 あくせす・ぽいんとのメンバーのちひろ、きょうへい、りほ、りほっち、たなっち、みきてぃ、にっしー、ともちゃん。改めて卒業おめでとうございます。本当にみなさんには、あくせす・ぽいんとのメインエンジンとして大活躍してくれましたね…。代表をしている立場からは、本当に感謝の言葉しか頭に浮かびません。地元に就職が決まりUターンする人、仕事の関係で東京に行ってしまう人、幸いにも(笑)関西圏にとどまる人、それぞれだと思いますが、どこに居ても、皆さんはあくせす・ぽいんとのメンバーです。これからは、一社会人として、あくせす・ぽいんとを支えて下さいね…。繰り返しになりますが、「一隅を照らす、これすなはち国宝なり」を餞の言葉として贈らせてください。\(^O^)/。では、また…。See you later!

KU_graduate_present

東日本大震災から5年。

 2016311日。東日本大震災から5年。何が変わって、なにが変わらないのか、岩手県・宮城県・福島県の状況はどうなっているのか、素朴な疑問が、いまだにふっと頭をよぎってきます。しかしながら、テレビ・新聞・インターネットなど、沢山の情報が伝えられてくる中で、感覚的に「学び」に関わる情報があまり多くないことは少し疑問に感じています。子どもの貧困、経済・地域格差、仮設学校・卒業式に関わるレポートの中で、若干触れられることがありますが、その頻度は、他の原発・防波堤・街作りの状況等のトピックに比較すれば、決して多くありません

NewsArticles_20160304NewsArticles_20160305
NewsArticles_20160311

 そんな中、2016310放送の「クローズアップ現代」を鑑賞しました。亡き友の分まで生きる高校生、父親が亡くなった大学生など、子どもたちのこれまでの5年間に焦点をあてたレポートです。生きることのつらさや大切さを再考する契機をくれる素敵な内容であったと思います。ただ、あくせす・ぽいんとしての活動に(無理矢理に)関連させて言えば、最も大切な情報が、日常の学びの中での子どもたちの不都合、つまり、勉学の文脈でどのような問題を抱えているのか、何を必要としているのか、そのような情報=手がかりであるため、番組内にそれら直接的な手がかりが含まれていなかった点は少し残念でした(すいません、批判でも何でもありません。<(_ _)>。番組の趣旨からは、こちらが期待するような内容を描く必要もないことは当然のことですし、理解しているつもりです。単なる感想ですから、スルーして下さい…笑)。

 人々の大切な瞬間を記録として留める仕事をしたいと写真館に勤める若者、地元に産業に貢献したいと漁師になった若者、守る仕事をしたいと海上保安官を目指す若者、未来を創る子どもたちと共に歩みたいと保母や教員を目指す若者、そして、何よりも懸命に日常を取り戻そうと前を向いて頑張っている子どもたちに、「外」に居ざるを得ない私たちは何ができるのでしょうか。また、今後、何をしていけば良いのでしょうか
 あくせす・ぽいんとの児童書寄贈のプロジェクトは、微力ながらも継続できています。仮設校舎であり続けなくてはいけない状況や、人口流出などの問題にも直面しているかもしれませんが、ぜひ、東北地方の小中学校のみなさん、児童書をリクエストしてください。現在でも件数は少ないですが、児童書を寄贈していただける支援者の皆さんもいらっしゃいます。授業で使えそうな調べるための本(レファレンス・ブック)や、純粋に楽しめる物語や、詩集や学習漫画も一部所蔵しています。ぜひ、このURLhttp://www.accesspoint.org/books/から希望する本を選んで、v.accesspoint@gmal.comまで連絡しださい。現コレクションが貧弱で、また処理に時間がかかるかもしれませんが、しっかりと寄贈させていただきます。
p(´∇`)q ファイトォ~♪。

 以下の写真は、最近の支援者からの寄贈書の一部です。…φ(・ω・*)☆・゚:*

Books_201512Books_201603

これからも、東北の皆さんと関わらせてください…拝。

あくせす・ぽいんと一同