Google Map Street View Car

 関西大学千里山キャンパスの近くにあるコンビニエンスストアで、Google Map Street View用の写真データを収集する車が止まっていました(驚)。思わず一枚パチリ。テレビなどでその存在と姿は知っていたのですが、こんな身近なところで出くわすとは…、正直、かなりハイテンションになってしまいました…(笑)。特徴的なプラネタリウムのような360度カメラもしっかり確認。これがいつの間にか更新されている写真を撮影し続けるカメラか…と感心しました。便利なGoogle Mapですが、地道かつアナログ的な仕事(写真データ収集)があってこそ成り立っているシステムなのだと再認識。一般的には、数十年後、シンギュラリティ(Singularity:技術的特異点)が生じて、人工知能に代表されるシステムなどと人類とが融合していく…、そんな進化論的な状況が生じるだろうとされていますが、技術だけではうまくいかない領域がありつつづけること、人が人であり続けること(あり続けなくてはならないこと)はあるんじゃないかと思います。優れたシステムも、「Google Map Street View Car」のように、結局はコツコツと人の手で集められて創り上げられてきましたから、どこか私達人間の存在意義が生きてくる(生かさなければならない)ところはあるのではないのかと思いたいです。極論、シンギュラリティ以降に生じた何かが、人類を支配するようになるという議論もありますが、そうならないよう「人としてのあり方」を模索する時代が近未来の状況なのかもしれません。

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 最後は、人の手のぬくもりで、「心」は救われるべし…。なんて思う今日この頃でした…σ(^_^;)。

熊本震災から1年

 熊本地震が起こってから1年が経過したということで、様々なメディアで現状が報告されています。熊本城再建の状況や、仮設住宅で暮らさざるを得ない人々の現状、観光振興を含めた復興に向けの各種活動、地震の恐ろしさと防災意識の重要性というのが大方の傾向でしょうか。
 しかしながら、あくせす・ぽいんとの立場としては、震災で影響を受けた教育環境の状況等がどのようになっているのか、その辺りの情報が必要です。見方や調べ方下手なのだとは思いますが、大手のテレビ・新聞等では見ることができません。もしかしたら、学校を代表する教育環境については、大きな災害がなかったのでは…?と思えてしまうぐらいです。本当のところはどうなのでしょう…?
 2015年の放送でしたが、「クローズアップ現代」にて、東日本大震災によって仮設住宅での生活を強いられている子どもたちの「心の状態」についてのレポートがありました。個人的に録画していたその番組を改めて鑑賞し直しました(「
子どもの心が折れていく〜震災4年 被災地で何が〜」というタイトルです)。

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 描かれていたのは、ストレスなどで自身の手を噛み傷つけてしまう子どもや、親への気遣いから悩みを打ち明けられずにいる子どもがいて、第三者からの支援が必要とされていること、また、実際に学習支援等で支援されたことにより生活が安定に向かうことがあり、今後も継続的に支援が必要であることでした。
 熊本地震で被災してしまった家庭の子どもたちは、どのような支援が必要なのでしょう? あくせす・ぽいんととしてお手伝いできることはあるのでしょうか? 新学期が始まりましたが、メンバーと一緒に考えてみたいと思います。

改めて、熊本震災にて亡くなられた方へ、ご冥福を心からお祈り申し上げます。拝


 なお、記録として、代表的なニュースアプリ「Smart News」で特集されていた「熊本地震1年ニュース」の一覧を残させてください(都合が悪い場合は削除いたします…拝)。追悼式の詳細や学生ボランティアの取り組み、行政による地震対策の現況など、さまざまな関連情報があり、メンバー全員で情報収集するための情報源とさせていただきます。<(_ _)>

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2017年度が始まりました。

 事務局を設置している大学も本格的に授業が始まりました。新入生から在学生、先生までもがなんだか緊張気味に見えてしまうのは、気のせいでしょうか? あくせす・ぽいんとでは、LibCafeの企画も含めて、今年度の運営をどのようにしていこうか思案中であります。先月は東日本大震災後6年ということで、思うところは多々ありましたが、図書館・出版・読書・支援のあり方をキーワードに、未来を見据えた企画ができればと思っています。本年度もよろしくお願いいたします。拝
(今年度のメンバーも募集しなくては…σ(^_^;))

cherryblossoms
(関西大学千里山キャンパス)

 あと、どうでも良い話なのですが「Steelseeries Eye Tracker」というインターフェースをご存じですか? パソコンのディスプレイを対象に、画面を見つめている利用者の「目の動き」を追うことのできるシステムです。画面のどこを目が追っているか、視線の動きを客観的に見られます。ゲーム用に開発・販売されているハードウェアなのですが、電子書籍も一般的になってきた今日この頃、特定のソフトウェアを活用すれば、一般PC画面にも直接使えるようなので、図書館とか読書とかの観点で何か新しい実験・観察等ができないかと模索しております。また、よいアイデアがありましたら、ご一報ください。σ(^_^;)アセアセ…。
EyeTracker

福島のいま_2017_4

 東京電力福島第一原発事故で避難区域としてしていた富岡町への避難指示が解除されたということを受け、各新聞社が現状について記事を掲載していました。写真は中日新聞のものです。タイトルにあるように、帰還が進まないというのが現状とのことです。避難指示が解除されたといっても、6年を経過した現在、帰りたくても帰れない人々や、すでに避難先で安定した生活ができているため帰らなくても良くなってしまった人々(すいません、この点は個人的な推測です)がいるからなのでしょうか…。いずれにせよ、震災等にて環境が激変した後、元に戻るようになるには、多くの人々の大きな努力が必要ではありますが、時には困難なことが生じてしまうことがあることを感じています…。φ(*’д’* )

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