福島市立松陵中学校からのお手紙

 先般、福島市立松陵中学校様より御礼のお手紙を頂戴いたしました。なかなかブログの更新もできずにいたため、報告が遅れてしまいましたが、ここに紹介させていただきたいと思います。

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(。。)♡【ありがとぅ】♡(。。)
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 右下の写真には、寄贈させていただいたレファレンス・ブックのコーナーの写真と「松陵中図書だより」が写っています。o(*^▽^*)o~♪。松陵中学校の学校図書館のみなさんが、本当に感謝しいただいていること、本当に嬉しく思います。今回、あくせす・ぽいんとが寄贈できた図書は、本当にわずかで、学校図書館を支援しているなどとは到底言えないような内容でした。にもかかわらず、「図書コーナー」を設置していただいたり、「図書だより」で周知していただいたり、逆に、こちら側が「活動持続のための力」をいただいた結果となってしまいました。あくせす・ぽいんと一同、今回の件を励みに今後も継続していきたいと思います。また、改めて支援させて下さいね〜♪。
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 そういえば、2014年1月23日日本経済新聞電子版で知ったのですが、気になるニュースがありました。学校図書館と関連することでもあるので、ここに記録しておきたいと思います。
 それは、「被災地で不登校増加、悩む学校現場」という見出しの記事で、「東日本大震災で被害が大きかった地域で子供の不登校が増加し、学校関係者が懸念を強めている。」というものです。「長引く避難生活や家庭環境の変化が影響している可能性があり、子供たちにどんな支援をすればいいのか、明確な対策を見いだせず、学校現場の悩みは深まっている」とのことでした。
 リソースは、毎年行われている文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」という調査が元になっており、宮城県の不登校の小中学生は、前年度より7.1%多い2511人、高校生は9.1%多い1463人、福島県では小中学生が5%増の1566人、高校生が24.4%増の586人ということでした。(データは
文部科学省のHPからアクセスしてみてください)。

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 いうまでもなく、不登校があるという現実そのものに関しては、教育現場共通の問題であり、東北だけが特別な状況ではありません。ただ、宮城県の小中学校の不登校児数「2511人」は、「1,000人当たりの不登校児童生徒数」に直すと、13.3人(/1000人)となり、島根県と同人数で、「全国で1位」となってしまいます(ちなみに、岩手県は、8.1人(/1000人)、福島県は9.7人(/1000人)です)。復興のプロセスの中で、人口の移動等を考えれば、宮城県が「全国で1位」というのは、不登校児の数が「特に」増えているという指摘は正しいと思われ、日本経済新聞の指摘のように、東日本大震災による環境の変化が原因の一つであると考えられます。教育現場では「明確な対策を見いだせず、学校現場の悩みは深まっている」との指摘ですが、方法論が見つからないというのは、本当に悩ましいですよね。一番現場を分かっている先生方がそうなのですから、一般の大人たちができることは何も無いかもしれません。
 ただ、誤解を恐れず言えば、どのような状況におかれたとしても、学びたいという気持ちさえあれば、学びの世界は継続することができます。その際には、本の世界が大きな支えとなるのではないでしょうか…。その意味においてだけですがσ(^_^;)、本を寄贈し続けることの価値は普遍だと思います。もちろん、学びは、教科の勉強だけではありません。学校生活における学び、放課後での遊びとしての学び、人間形成に関わる学びなど、学校でのみ可能な学びの世界は重要であるわけですが、本の世界はそれら学びを支えるだけの力は持っていると思います(…と信じたいです…(*´∇`*))。

元旦の紙面を飾る出版広告

 一昨年から関心を持って眺めているのですが、元旦の新聞に掲載されている出版社の広告がおもしろいです。全てではありませんが、各社の意気込みというのでしょうか、目標となるような「キャッチコピー」が表現されていて、出版文化の推進に取り組む姿を垣間見ることができるような感じを受けます。講談社は、「講談社現代新書50周年」ということで、「押し」の新書を全面に掲載していますね。いずれも「名著」ばかりです。
 集英社は、「集英社のコミック誌少年ジャンプ<1968年創刊>」に掲載されたキャラクターを活用し、「ニッポンの夢を応援し続ける」という理念のもと、各作品で語られた「夢についての台詞」が飾られています。
φ(^∇^ ) かっこいいです…。

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 小学館は、マンガ「名探偵コナン」が20周年ということで、謎解きを読者にさせる広告で、遊び心満載の内容となっています(下記左)。一行目の「あけしまして おめでとう」というのがヒントで、「あ」を消して(あ けしまして)読むことで、メッセージが伝わる仕組みになっています(おかげさまで名探偵コナンは20周年を迎えることができました。皆様の応援に感謝します。これからもよろしく)。角川は、「電撃文庫」を前面に出して、完全なる自社製品のPRとなっています。

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 最後ですが、数研出版の広告です。「考えて、強くなる。」というコピーが印象に残ります。受験が前提ではあるのですが、学ぶ立場にあるもの全てに共通する、思想を考えさせるような気迫が伝わってくるようで、グッときます。(笑)

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 いずれにしても、過去の元旦の新聞を時系列に並べて比較してみれば、もしかしたら、各出版社さんのあり方が見えてくるかもしれません。比較文化論的な視点で広告を捉えてみることも大切かな〜なんて思うお正月なのでした…。<(_ _)>。

2014、明けましておめでとうございます。

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、本当にありがとうございました。皆様方のご支援のおかげで、細々ながら活動が続けられておりますこと、心より御礼申し上げます。また、運営上の問題等から、支援いただいている皆様への御礼や、ブログ上での紹介が滞り、ご迷惑をおかけしていますことも、改めてお詫び申し上げます。拝
 今年は、既存の3つのプロジェクト(児童書寄贈・読み聞かせ<英語>・学習支援)を、さらに(×2)充実させていくつもりですので、今年も、どうぞご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

あくせす・ぽいんと一同

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