Google Map Street View Car

 関西大学千里山キャンパスの近くにあるコンビニエンスストアで、Google Map Street View用の写真データを収集する車が止まっていました(驚)。思わず一枚パチリ。テレビなどでその存在と姿は知っていたのですが、こんな身近なところで出くわすとは…、正直、かなりハイテンションになってしまいました…(笑)。特徴的なプラネタリウムのような360度カメラもしっかり確認。これがいつの間にか更新されている写真を撮影し続けるカメラか…と感心しました。便利なGoogle Mapですが、地道かつアナログ的な仕事(写真データ収集)があってこそ成り立っているシステムなのだと再認識。一般的には、数十年後、シンギュラリティ(Singularity:技術的特異点)が生じて、人工知能に代表されるシステムなどと人類とが融合していく…、そんな進化論的な状況が生じるだろうとされていますが、技術だけではうまくいかない領域がありつつづけること、人が人であり続けること(あり続けなくてはならないこと)はあるんじゃないかと思います。優れたシステムも、「Google Map Street View Car」のように、結局はコツコツと人の手で集められて創り上げられてきましたから、どこか私達人間の存在意義が生きてくる(生かさなければならない)ところはあるのではないのかと思いたいです。極論、シンギュラリティ以降に生じた何かが、人類を支配するようになるという議論もありますが、そうならないよう「人としてのあり方」を模索する時代が近未来の状況なのかもしれません。

google_map_street_view_car

 最後は、人の手のぬくもりで、「心」は救われるべし…。なんて思う今日この頃でした…σ(^_^;)。