新たな「差し上げます」ボタン
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なお、これまでのデータもしばらくは公開します(更新はしませんが)。既に登録済みであるものも多く、新たな画像付きのデータより、多くのデータが記録されているためです(注:将来的には一元化し、「児童書差し上げます!」ボタンで表示される形式へと移行させていただきます)。
ところで、先般、学校図書館関連で文部科学省のHPを辿ってみました。すると、「新学校図書館図書整備5か年計画」に基づく地方財政措置の考え方」と称して、平成24年から5カ年計画で予算のあり方についての提言を改めて知ることができました。既存の「平成19年からの5カ年計画」の終了に伴い、新たな5カ年計画を策定し、そのための予算を次のように設定します…という国からの宣言です。(※単年度で約 200 億円(増加冊数分約 86 億円+更新冊数分約 114 億円)、5年間で約 1,000 億円の措置))
政策としてはありがたい話なのですが、それでも長い歴史を考えれば、学校図書館の現状が改善してきているとは言い難い気がします。知り合いの小学校長との雑談の中でも、「学校図書館の本は、保護者からの寄贈に大きく依存している…」「全児童数が100人規模の図書室も、1000年規模の図書室も、全く差が無く、総体的に大規模な学校では、本を管理する「場所」もないのが現状…。」というお話を伺うことがありますから、予算措置が講じられた…、といっても、本当に図書館予算として消化されるまでには、かなりの時間がかかるでしょうし、学校数の頭割りで計算すれば、十分な図書を購入する、School Librarianを恒常的に措置するというまでには、ほど遠い感じなのではないでしょうか…(少しでも前に進めていくという姿勢は評価されるべきものではありますが…。)。
被災とは無関係の学校図書館の現状が不十分であるのであれば、被災した学校図書館はなおさらですよね…。そんな想像をしてみると、なんだかソワソワして心が苦しくなってくるのでした。微力ながら、あくせす・ぽいんとのメンバーは、自らの活動の意義は、まさしくそこににあると信じています…(T^T)。
以下、参考資料をメモしておきます。拝
参考資料
:学校図書館5カ年計画_概念図_1(学校図書館使いやすくなったね。)
:学校図書館5カ年計画_概念図_2(財政措置について)
:学校図書館5カ年計画_概念図_3(財政措置の考え方)