3.11. 東日本大震災から6年…

 3.11. 東日本大震災から6年が経過しました。この6年は「もう6年」なのでしょうか。それとも「まだ6年」なのでしょうか。私たちは、「仮設住宅の中で暮らさざるを得ない人」がまだまだいたり、「故郷へ戻りたくても戻れない人々」がたくさんいることを知っています。個人の安全保障という考え方が適当であると思いますが、環境の突発的な変化によって、これまで普通にできたことができなくなってしまった人々の多さは、想像を超えるのではないでしょうか。学校の統廃合、人口減少の加速、医師・病院の不足、子育て環境の未整備、町そのものの過疎化など、課題を数えれば切りがありません。その意味では、東北再興は「道半ば」であることは自明であります。
 できる範囲で実行できることを、実際に取り組んでみる…。2011年のあの日から、私たちはそのように考えてきたはずです。時間があれば、東北を訪れ買い物をして地域経済に貢献してみる、行けなくても近くにある「募金箱」にお金を入れてみる、東北フェアをデーパートやスーパーで開催されれば、わずかでも購入してみる、避難してきた人たちに優しく対応する…、などなど、6年経過後も「やれること」「すべききこと」はあるのではないでしょうか。あくせす・ぽいんとも、偏っているかもしれませんが、これまでの活動を細々とでも継続していくつもりですので、みなさま、ご支援等改めて宜しくお願いいたします。拝
 ところで、政府が東北をバックアップするべく東北旅行の宣伝動画(コマーシャル)を作っています。知っていますか? これがすごくかっこいい(^^)。数年前、福島に出向いたことがありますが、再び訪れてみたいなぁと思わせてくれる内容です。一度、観てみてください(喫緊にアーカイブされ、将来にわたって閲覧できるようにしてくれるといいなぁ。もうなってます? 東北地方の図書館様、どうですか? よろしくお願いします(笑))。

(URL)
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg15037.html

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 最後に一言。改めて、亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。拝

2017_312_Newspaper