2015.3.11.(5年目へ)

 2015年3月11日(水曜日)。東日本大震災からまる4年です。
 あれから4年が経過したのかとしみじみと感じてしまいます。
 (まだ or もう4年なのかという両方の思いがあり複雑です…。)
 被害を受けられた方には改めてお悔やみ申し上げます。

 あくせす・ぽいんとは、「学校図書館=教育現場の一部」の支援を活動しているので、このような節目においては、特に学校関連もしくは教育関連の情報入手について頭を巡らせています。しかしながら、メジャーなマスメディアからは、各地で行われている慰霊イベントや交流イベント、復興を目標にした活動や防災意識の向上への取り組みなどが中心で、なかなか学校現場・教育現場に焦点があてられた報道は少ないと感じています。もちろん、上述のいずれの情報も大切なものであり、これらがきっかけとなって支援が継続していくという効果はあると思いますし、決して無視をしてはいけない対象ですが、もう少し、学校現場・教育現場に着目した報道があっても良いのではと思っています。
 学校現場・教育現場がどのような問題を抱えているのか、何を必要としているのか、どうして欲しいのかという情報は、中々手に入れることができません。一般論として、東北の現状や今抱えている多くの課題については、大手のメディアを通して知ることができますが、学校現場・教育現場については、直接に教育委員会や学校に問い合わせるしか方法がありません。でも、普段でも多くの仕事を抱えている先生方に問い合わせるというのは、外部にいる立場としては躊躇してしまうものです。それ故に、マスメディアの力が本当に大切なのですが、どなたか教えていただけないでしょうか…。φ(^▽^;)。

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 2015年2月24日中日新聞(朝刊)の報道(「支援世帯 被災で家計一層苦しく」)によると、<東日本大震災で被災し、奨学院など子どもの教育支援が必要な家庭のうち、年収250万円未満の低所得世帯が37%を占め、震災前より8ポイント増えたことが、教育支援段板の調査で分かった>とのこと。このような教育環境下にこそ、常に開かれている図書館(学校図書館含む)が存在感を示し、その責務を果たすのだと思うのですが、いかがでしょうか。時々、復興関連のニュースの中で、子どもたちが取り組む様々な活動が取り上げられるのですが、その際に学校内の図書室が写ることがあります。(^▽^;)。見ていると、蔵書も多くなく、図書自体も少ない感があって、なんだか複雑な気分になるのです…。その意味でも、「
学校図書館へ本を贈ろう!プロジェクト」の継続は今後も続けていきたいと思います。いつもながらですが、改めて「宜しくお願いいたします。」と申し上げたいです。

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