新たな年を迎えて

 2013年が始まりました。ヽ(*^^*)ノ 今年もご支援のほど宜しくお願いいたします。
 年末・年始のテレビ番組を観ていると、不意に東北のことが頭に浮かんできます。ちゃんと見られてるかな、いまはどんな状況なんだろうか、寒くないのかな、みんな集まれているのかな…なんて、いろいろと考えてしまいます。でも、歌番組、お笑い番組、ドラマ…など、いろんな番組で、時々、トピックとして、題材として、コメントとして、「想い」が触れられることがあって、ちょっとほっとする気持ちになります。
 自分の叶えたい夢や想いが、2013年に実現されますように、また、昨年と比較にならないほどのよい年になることを心より祈念申し上げます。笑う門には福来たる。日本中が、笑顔であふれますように…拝。(個人的には、番組がたくさんありすぎて、録画しても観られる時間もなく、溜まる一方。もう、飽和状態ですσ(^_^;)。)

 さて、新たな年を迎えた際に、新たな目標を設定し、それに向かってアクションをというのがあくせす・ぽいんとの活動理念です(冗談・笑)。あくせす・ぽいんととしましては、従前たるプロジェクトを粛々と続けていくだけですが、「臨時」のプロジェクトとしてなにかできたらいいなぁと思っています。
 ちなみに、前にも取りあげましたが、昨年、11月1日,岡山県立図書館が,福島県立図書館からの依頼を受けて、福島県の仮設小中学校に調べ学習資料を寄贈するプロジェクトを開始、12月12日には計1,116冊を発送したそうです(
国立国会図書館カレントアウェアネスNo.229)。図書館同士が連携することで、大きな「力」になることは、この事例からもわかりますが、既に2年近くが過ぎていることを考えると、もうちょっとスピードを持って対応できる制度を考える必要があるかもしれません。でも、無いよりはまし…(笑)。なぜ、岡山だったのか、どのような「話の流れ」でそのようになったのか、今後はどうなるのか、…興味のあるところですので、あくせす・ぽいんととしても、活動の参考にすべく、追っかけていきたいと思います。

Austria_Library

 そういえば、年初ニュースに、(漸くですが)Appleも電子書籍産業に参入することが報道されていました。

 米アップルは日本で電子書籍販売に参入する。月内にも日本語書籍の販売を始め、自社のタブレット(多機能携帯端末)「iPad」などに配信する。講談社や小学館、角川グループホールディングスなど出版大手から書籍の提供を受けることで大筋合意した。タブレットやスマートフォンで人気商品を持つアップルのサービス開始で、電子書籍普及に弾みがつきそうだ。(2013/01/01:日本経済新聞電子版)

 昨年より、Kindle Fire (HD)、Kindle Paperwhite 3G、Apple iPad (mini)、Rakuten Kobo mini、Book Live! Lideo、Sony Readerが販売され、電子書籍業界は戦国時代です。選択肢が増えることは消費者にとってはいいことではありますが、行き過ぎると、結局は「悪しき縦割り」となって、業界全体としては地盤沈下を起こすことになるので、一利用者として、ちょっと心配になります。現在でも、ある端末で購入した書籍は、他の端末では使えませんので、畢竟、利用者が分散し、自分の読みたい本が自分の好みの端末にないということが多発、その結果、売り上げが期待ほど上がらず、さらに出版頻度が下がって、電子書籍は普及しない…、という状況は、過去4回、同様の動向があったように思えます。
 出版界としては、印刷媒体の書籍・雑誌を売った方が、関連業者の利益も確保できるので、できるだけ既存の状況を維持したいところでしょうが、この状況が続くことが本当に業界のために良いことなのか、本当に、本当に大きな課題です。関連して、「情報化社会と共生すべき図書館」も、電子書籍の取り扱い基準を早急に明文化するなどのアクションを起こす必要があると思われます。いみじくも、2013年は、これまでの閉塞感の「殻を破る」ための年(?)です(σ(^_^;))。2013年が出版界と図書館の飛躍の年になりますように…。

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゜。・。。・新年あけましておめでとうございます
        今年もあくせす・ぽいんとを
         よろしくお願いいたします   ゜。・。。・
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