【学生ボランティア便り】

 ボランティアメンバーの「はかせ」です。今回、ブログに一筆書かせていただきます。
 (季節の挨拶については、省略です。夏風邪を引いて、少々参っているので(^▽^;)。)
 今回は、児童文学作品、
イングリット・ロウ作『チ・カ・ラ』(小学館)の紹介をしてみたいと思います。

Book_チカラ1

 本作『チ・カ・ラ』はYAに人気の文学作品の一つで、ファンタジー作品に分類されます。ちなみに、大阪市立中央図書館のヤングアダルト・コーナーでも予約待ちになるぐらい人気の本です。書評については、紀伊國屋BookWebにも記載されいますので、そちらを参照して下さい。

Book_チカラ2

 付言しておきたいのは、主人公の住む現実の世界と、彼らがもつ「チ・カ・ラ」の世界とは、決して非現実的な嘘の話ではなく、私たち読者も共有できる世界が描かれているところです。ファンタジー的な主人公(とその家族)が、厳しくも優しい現実世界の中の時を過ごす姿を追体験することで、現実世界を生きる私たちに何かを問いかけてくる…。そんな感覚を持たせてくれる作品が、この『チ・カ・ラ』です。
 友情、成長、愛情、そして家族の絆を、ぜひ、「327ページ(^▽^;)」で、感じ取ってください。そして、自らを振り返り、自分が持つ
『チ・カ・ラ』は、友情?愛情?成長?家族の絆?…なのかどうか、その『チ・カ・ラ』を自身で見つめ直して下さい。とってもいい作品ですよ〜。\(^o^)/
 なお、本作はロードムービー的な手法を取り入れているので、時間の流れにともなう登場人物のそれら心の移り変わりが非常にわかりやすくなっています。とても。
 では。ヾ(=^▽^=)ノバイバァイ

【追伸と、少しの菜食的おまけ】
 近日中に「
あくせす・ぽいんと」へ本書を寄贈したいと思います。本書に興味を持たれた学校図書館関係者様、ぜひ、リクエストして下さい。
 下の写真は、自分が所属する研究室から我が家に一緒に帰ってきた植物です。手前の桃色の鉢がハイビスカスで、奥がクワズイモです。ハイビスカスはすでにご存知だとは思いますが、奥のクワズイモは食べられないサトイモです。知っていました?ヽ(*^^*)ノ

Hakase_kun

(はかせ)