ボランティア活動の感想

 あくせす・ぽいんとは、関西大学の学生ボランティアに支えられていますが、この度、昨年度から支援していただいているボランティアの西村公美子さん(ニックネーム:くーみん)から、昨年度のあくせす・ぽいんとの活動に参加した感想を書いてくれました。ほんとうにありがたいことです。(^O^)。

あくせす・ぽいんとの活動に参加して…(文責:2011年度卒:西村公美子)

 私は、大学生活で何か資格を取得したいと考え、本好きであったこともあり、教職課程とは別に図書館司書資格の取得も目指し、講義を受けていました。その司書資格の講義を通じてあくせす・ぽいんとの活動を知りました。最初は家にある本が誰か必要とする方の元に届いて欲しいという気持ちで、本の提供だけのつもりでしたが、活動を通してもっと役に立ちたい気持ちがあったのと先生の後押しもあり、あくせす・ぽいんとの活動にメンバーとして所属することになりました。
 まず、最初の活動として自宅にある本を「学校図書館」と言う文脈に沿うものとそうでないものに分け、また「贈れる」ものかどうかも確かめながら選びました。そして本ごとにデータを入力し分類しました。一通りの作業を終え、大学まで運びそこから実際に被災地に届けるための梱包を行いました。箱ごとにジャンルを分け、箱の側面にポスターを貼り完成させました。
 その後の活動は最初の作業の流れと同じでしたので慣れるまでは大変でしたが、慣れてくるととても楽しく、少しずつ自分のペースで進めていました。慣れてきた頃に先生から側面に貼るポスターの作成の提案があり不安いっぱいでしたが、パソコンを使って作成しました。ポスター作成は予想以上に自分の手際が悪く時間がかかってしまいましたが、納得いくまで出来ましたので満足でした。
 私は就職活動も並行しながらの参加でしたので活発に参加出来た訳ではないですが、活動を通して他のメンバーと出会い関わりを持ち、被災地からの感謝のメッセージを頂き、自分の行いが役に立てていると思える活動をすることが出来ました。あらゆるメディアが取り挙げるように被災地の復興にはまだまだ時間も掛ります。学校図書館も勿論例外ではないと思います。私は以前に比べ大きく時間が拘束され、学生の時のように自由に活動に参加するということが難しくなりましたが、あくせす・ぽいんとの活動に参加したことで持つことが出来た視点を大切にして、今の私が出来ることを考え、出来る限りの範囲で、あくせす・ぽいんとの活動にこれからも関わっていきたいと考えています。


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 くーみん、いつもお世話になっております。また、社会人になっても(あ、すでになってましたね…(^_^;))、社会貢献活動の積極的な関与として、なが〜く、あくせす・ぽいんとの活動を支えてください。後輩も頑張ってくれると思います。(=´∀`ノノ゛☆パチパチパチ。