子どもの学び支援ポータルサイト

 あくせす・ぽいんとも遅ればせながら、文部科学省がメディエイターをしている「東日本大震災:子どもの学び支援ポータルサイト」に登録させて頂きました。「支援要請」の内容を概観すれば(2012.2.17現在)、備品やボランティア作業のためのマンパワー、学用品の要望が殆どであり、まずは、学校運営のための最低限の「モノ」が必要であることがわかります。その意味では、教育ソフトとしての「資料」の要望はこれからなのでしょうか…(^_^;)。
 個人の意見ですが、学校図書館(学校図書室)では、PCもなく、貸出返却業務も印刷カードに「貸出印」を押す方式で運用しているところが多く、その活自動自体も、教員の「兼担」もしくはPTAのメンバーの「ボランティア力」に依存していると思います(一部分しか見ていないかもしれません。m(__)m)。
 そんな環境下にある学校図書館ですから、東日本大震災の状況如何に関わらず、図書資料の数も非常に少ないはずですが、「
東日本大震災:子どもの学び支援ポータルサイト」に図書館資料の寄贈の要望はほとんどありません。過去、多くのNGO、NPOが支援していたり、出版界より新規の図書が(教育委員会を通して)寄贈されたりしていたこともあり、もう必要とされていないのかな…と思ったりもしますが、これまでの学校図書館の歴史と、現在の学校数を考えると、まだまだできそうな気がしていることも、また事実です。(^O^)。

 いずれにしても、今は、あくせす・ぽいんとは、現在の資料を寄贈する活動をじっくり続けていきます。それと、別途、学校図書館の環境整備を充実させるために、PCの寄贈制度を考えてみたり、データ入力のボランティア活動について、遠隔地(本拠地である大阪関西大学にて)からどのように支援できるかを、学校図書館側からのニーズを収集する方法論と共に、メンバーの皆さんと考えてみます。。。φ(^_^)。

東北地方の学校図書館関係者の皆様、ご連絡お待ちしております。
\(^o^)/

 ちなみに、東北各地の教育委員会は、学校図書館を復興させていくために、どのような意向をもっているのでしょうか。あくせす・ぽいんとのような小さな団体には、そのような情報は「自然に」降りてくるものではありませんが、非常に気になっているところです。学校同士の連携や、現地のボランティア活動が、マスメディア等で数多く紹介されていますが、どこに・どれだけ・どのような活動が入っているのか、そのあたりも知りたいところです。その状況によって、ボランティア活動の内容を精緻化することもできますから…。(^^)v

Monkasho_Manabi_Shien


manabishien.mext.go.jp


 学校教育現場における「朝の10分間読書運動」は、自然に全国に広がっていきました。学校図書館とその活用法も「教育」をサポートするための必要条件となり、教育カリキュラムの中に自然と存在するような位置づけにならないかなとあくせす・ぽいんとは願っています〜(^O^)。

We love School Library!!!