学校内に絵本のコーナー(^O^)

 先般、宮城県南三陸町で仮設の図書館が開館した旨の報道がありました。
NHK_Minamisanriku_Lib
「南三陸町の町立図書館は、海のそばにあったため、津波で建物が壊れ、所蔵していた本もすべて流されました。このため、町は、高台にコンテナハウスで仮設の図書館をつくり、全国から寄贈された本やDVDなど3000点で図書館を再開しました。…(略)…。図書館の職員の山内広さんは「全国の図書館などの協力で、開館までこぎ着けることができました。町民には気軽に図書館を利用して、読書を楽しんでもらいたい」と話していました。南三陸町には、今も全国から本を贈りたいという問い合わせがありますが、保管場所が足りないということで、町は、今後、保管場所を確保できれば寄贈を受け付けたいとしています。」
NHKニュースWebより)
 本当に良かった\(^o^)/と思いました。でも、仮設はあくまでも仮設。今後は、本格的な復興へ向けての青写真と資金が必要ですよね。あくせす・ぽいんとも何ができるかをボランティアメンバーの人々と話し合っていきたいと思います。φ(`д´)メモメモ。

 ところで、あくせす・ぽいんとでは、情報収集のために、可能な範囲で新聞記事を切り抜いているのですが、ちょっと前に切り抜いていた新聞記事に目が止まりました(2011/9/29:中日新聞)。仮設の図書館ができくる動きは先に触れましたが、小学校と小学校との間で協力しあう関係がある場合には、次の記事のように「学校内」で図書コーナができてきています。
Anjo_Sakuno_School
 「出版文化」の視点で教育を支える活動は、古今東西、今でも健在ですが、日本においては、震災であったがゆえに、今、注目されているようにも思えます。大事なのは、「これからも続けていくこと」ですよね。いくら小さくても、いくら微力でも、一回コッキリではなく、持続して支援していくことが、未来の東日本を創っていくように思われます。本当につらい体験をしたからこそ、その思いは意図的にも持続させなくてはいけません。大切な人を亡くしてしまったその悲しみは、第三者には到底理解できませんが、少なくともそれを癒すための手段(カウンセリングなどの手段も含む)を「傍においておくこと」はできます。経済的な支援こそが、復興へ向けての第一条件であるかもしれませんが、そこに少しだけ「ホッと一息」をおいておきたい…(受けれいていただきたい)。そんな思いが頭をかけめぐっています。m(__)m。
Taisetuna_hito_1
Taisetuna_hito_2