大きな文字の青い鳥文庫

 弱視者や老眼者用には、大きな活字の本が利用されます。一般的なニーズとしては限定されるため、一般書籍と比較して、その流通量はかなり少ないようです。けれども、それでもその社会的な必要性に応じるべく頑張っている会社(=出版社)はあります。ご支援いただいている専門家からの情報ですが、「読書工房」は、注文ごとに1冊ずつ印刷・製本するオンデマンド出版で、大きな活字の本を制作しています。「大きな文字の青い鳥文庫」といいます(文字は、読みやすさに配慮したゴシック体で、通常の約2.5倍の大きさの22ポイントで印刷)。
 2009年には全国の特別支援学校に寄贈されているようですが、公共図書館のレベルでは、まだまだ不十分だと思います。1館でも多く、大活字本が所蔵してくれるようにするにはどうすればよいか、また、特に被災地における学校図書館のために、どのように集めていけばよいのか、あくせす・ぽいんとでは考えて続けいきたいと思います。(なお、本日2011/06/11は、東日本大震災発生から3ヶ月目の日です。合掌。拝。)

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